最近、予備校や塾でよく聞くキーワード「合格保証」制度。医学部予備校においてもこの制度を導入する予備校が増えています。
言葉だけを聞くととても魅力的ですが、実際はどのような内容になっているのでしょうか。この記事では合格保証の内容やメリット・デメリットについて解説します。
合格保証制度は翌年の授業料を免除してくれる制度
「合格保証制度」「授業料保証制度」等、名称は予備校により異なりますが、ほとんどの医学部予備校は
【1年間在籍をして勉強したにも関わらず、不合格だった場合は翌年の授業料を免除】という内容になります。
医学部予備校のほとんどは授業料がかなりの高額になるため、もう1年となるとご家庭への負担はかなりのものとなりますよね。合格保証制度は惜しくも不合格となっても翌年の負担は少なくて済むものとなります。
合格保証制度は1年で合格させるという自信の現れ
予備校側としては翌年の授業料を負担する訳ですから、当然リスクを伴います。
しっかりとした指導方針・実力を持った講師を揃えいて、「うちのカリキュラム・授業をしっかり受ければ、1年で合格を果たすことができる」という自信の現れでもあり、医学部予備校を選ぶ一つの判断基準としても良いのかもしれません。
合格保証制度の適用に関する細かい条件に注意
ここまで聞くと、不合格だった場合の心配をせずに勉強に集中できるしいいじゃないか!と感じると思いますが、「適用条件」があることに注意しましょう。
- 予備校が規定した出席日数をクリアすること
- 予備校が指定したテスト・模試を必ず受験すること
- 予備校が薦める大学を必ず受験すること
上記のような条件が課せられる場合がほとんどのようです。
ほとんどの医学部予備校において、免除されるのは「授業料」のみとなり、各講習費用や施設費教材費等の諸経費は別途請求されます。
もちろん個別指導等の追加授業も請求されますので、それなりの費用がかかります。
通常の1年分の料金の50%~30%くらいの料金となるようですので、条件と合わせてしっかりと確認しておくようにしましょう。
合格保証がある有名な医学部予備校3選
合格保証制度がある医学部予備校は関東や関西などにありますが、その中でも実績があるおすすめの塾予備校3校を紹介します。
慧修会(東京 飯田橋)

メディカルアーク(神奈川 横浜)

進学塾ビックバン(東京 お茶の水)
